『社会』の狗

池袋暴走事故ではかの老人に対し「罪を認めろ!」という憤慨の声が多く上がりましたけども、
彼らは老人の家族に対する嫌がらせを正当化し、罪を認めようとしません。

まぁ見事な矛盾です。

「正義は我にあり!」

なのでしょうね。

と言っても、人間なんて生物は平等にこの程度のモノなんですけども。

皆、自分に甘く他人に厳しい。

小学校の頃からそういう息苦しい監視社会に身を置いてきましたなあぁ……。

いやホント、ロクでなしの一言に尽きる。



悪いことをした生徒をホームルームで先生に言いつけるあの悪習。

実に無駄じゃないですか、と。

だって、本当に悪いことは報告しませんしねぇ。

い じ め

誰も報告しませんよ、ホントこれだけは。

「多数派は絶対的な正義で、少数派は絶対的な悪」だから。

学校教育って、そういう過去の愚かしき思想を否定するためのものじゃあないのでしょうかね。

ヨーロッパの宗教裁判を否定する日本人は多いですけど、やってることは日本もさして変わらんですよ。

せっかく歴史を学んでいるのに、その欠点も理解出来ないのでは教育の意味がない。

「戦争は悲しいからしてはいけないと思いましたー」

なぁんてテンプレ感満載の感想を述べる小学生を

これ以上増やして何の意味があるのでしょうかね。

戦争は駄目だなんてことは別に教育機関で学ばなくても分かること。

もうYouTubeでも学べる程度のこと。

もっと重要なことを教えてほしいものですよ。